診療報酬加算とは

診療報酬加算とは、医療を提供した際に、プラスで上乗せされる報酬のこと。

どんな治療が加算の対象になるかなどは、毎年1回、厚生労働省によって決められます。

だいたい、前の年度の冬に改定の方針が発表されて、審議に移り、
翌年の2月中ごろには診療報酬が改定となり、4月からの新年度は、新しい診療報酬のもとで
医療サービスを提供していくというスタイル。

診療報酬加算がなければ、患者さんの負担が減ることになるので、お財布に優しいのですが、
病院側は苦しい経営の中でやりくりしなければいけないから、さじ加減が難しいところですね。

さあ、どうしましょう。

そういえば、ジェネリック医薬品
効果・効能は同じだけれども、特許が切れたことにより安価で製造できる後発医薬品です。

これ、診療報酬加算の対象とならない薬もあるそうです。
病院や薬局としては儲けが少なくなりますが、
患者側としては、財布に優しいので助かります。

国の医療費減にも役立つのでしょう。
逆に、失業する人も出てきそうですが、こういった運営のバランスって難しいですよね。